明日から6月。梅雨入りはガセネタ?いい天気が続いているし、暑くないし、花はあれやこれや咲き乱れているし、ホタルも飛び始めそうだし…、この時期の御牧原、とてもいい季節だと思うんですよね。
思うんですけど、残念ながらお客さんがまったく入っていません。緊急事態宣言や、変異株の影響でしょうか。
そこで、この時間を使って、前回ののれんと同様、今だからこそやれることを、できる限りやって、やり切って、これまで以上にお客様に愛される宿を目指そうと思うわけです。頑張るぞー、オー!
今回は、お客さんの目に真っ先に飛び込んでくる宿の顔「看板」のリニューアルです。
今日のターゲットは 5年間放置していた メイン看板
うわあ、ひどいですね。5年間、雨風にさらされて、すっかり色褪せてしまいました。表面もガサガサです。
大事な看板がこんなじゃダメですね。これじゃあ、中も汚いんだろうとか、おもてなしも酷いんだろう…とか疑われてしまいますね。
工事(作業)は、まず電動のサンダーで、文字もろとも板をきれいに削ってしまうところから始めました。削って、洗って、乾かして…この作業には2日間かかりました。手が痛くなりましたよ。
最大の山場 文字入れ…
そして、3日目、きれいになった板に、いよいよ文字を入れます。一番緊張する作業です。
ここからの作業は、動画でご覧ください。
緊張…という割には、思い切り行っちゃってますねw
いや、なんせ、超いい加減な「ナンチャッテ書家」ですから…うまく書こうなんて考えたら、絶対書けなくなってしまいます。ここは、「エイヤッ!」と勢いで書くしかないのです。
出来上がりは…どうですか? 良くもないけど、決して悪くもない。 まあまあってところでしょうかね?
落款にも注目!
あ、そうそう右下端の手描きの落款、
実はこの落款の文字、なじみのお客様が作って下さった「消しゴムハンコ」(篆刻もある)がお手本なんです。
金文?甲骨?…「御 牧 原」はちゃんとした昔の文字で、そして「て ら す」は…アハハ、この遊び心がニクイでしょ。
さすが看板犬 看板には黙っていられない…
それにしても、看板犬のルナが、面白かったです。作業中ずっとそばを離れませんでした。
邪魔なくらいでした。書いたばかりの墨の上を平気で歩いちゃうし、伏せちゃうし…周りもルナも汚れちゃいました。面白いですねえ。
そう言えば、5年前に看板を書いた時も、その時は看板犬1号のハンナ(ルナのお母さん)でしたが、四つん這いになっている僕の顔を、ペロペロ舐めに来ましたね。そのせいで、字を間違えちゃったくらいでした。
看板犬のこの習性?一体なんなんでしょう???
新しい看板で 気持ちも新たに スタート! と行きたいけれど…
オオ!くっきりスッキリ!字のうまい下手はともかく、黒々とした文字、きれいな板、新しい看板いいじゃないですか。
「よし!気持ちも新たに、お客様をお迎えするぞ!」という気持ちになります。
…と言いたいいところですが、お客様が来ないんじゃ話にならない。
このいい季節に、ノーマスクで御牧原の美味しい空気をたくさん吸ってもらいたいです。
一組だけの安心なてらすで、コロナ疲れを癒してほしいです。
感染の広がっている地域にお住まいの方にこそ、来ていただきたい…くらいの気持ちです。
オーイ、お客さまー、来てくださーい。
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